日記:人生(ほぼ)初イラレで短編集のロゴつくった日

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

Adobe製品には昔からそれなりに慣れ親しんできた自覚があるが、ことイラストレーターに関してだけはほぼ触らずに来てしまった。正確には、中学生の時お袋のノートPCになぜか入っていたイラレでポコポコ遊んでいたことがあるが、やはり遊び心地はphotoshopとは違いどこかピンとこなかった記憶がある。ロゴっぽいものを作る必要性や機会は幾度となくあったが、その都度「でもイラレはわかんねぇんだよな」ということで敬遠?していたのであった。

勿論「調べながらやればいいんじゃね?」と何度も思ったが、挑戦するたびに「なんかよくわかんねぇな」ということで挫折未満のような感じになることが多々あった。自分のほんとうにやりたいことを検索上のワードでどう言い当てるのかというところから試行錯誤しなければならなかったりする。このひと通りの作業が今でもそれなりに億劫なのであった。まあ、そんなわけでイラレからは20年ほど遠ざかっていたわけである。

________

で、前置きが長くなったが、「Geminiさんにやりたいことを質問形式で投げかけながらやったら早くできるんじゃないか?」ということでやってみた。最近、なにかといえばGeminiさんに質問している。

「イラレ触るの億劫でずっとロゴ制作はフォトショでゴリ押しだったんだけど、やっぱイラレ触ったほうがいい?」
「わ!イラレならフォトショで30分のところが3分で終わりますよ。億劫でも是非一度体験するべきです」

短編集のタイトル。ちなみにフォントはAB- kirigirisu というやつ。

めちゃくちゃ便利だった(感想)。

で、こちらがAIに相談しながらホイホイ作ってみたロゴの初稿?である。細かい気になる所は多々あるが、とりあえずこれを手直しして味付けしていくことにする。

ロゴ制作のいろはをちゃんと勉強したことはあまりないが、今回は以下のようなことに気をつけている。

下の留意点と見比べつつ読みたいひとのために再掲。

 ・「に」と「お」が単語の頭文字なので大きめに。
 ・助詞の「に(中央)」は小さめに。
 ・字間を詰めつつ、全体で等間隔?になるように(一部だけ詰まり過ぎとかあんまりないように?フンイキ)
 ・一応イントネーションを意識する(ざっくりとだけ)。
  にゃんつく ↑→↓↓ に→  おまかせ ↓→→↗ (せ は→?適当)
 ⇒に と お をそれぞれ反対方向に少し回転(両方同じだとなんか変)


とりあえずここまでざっとやって、微調整に入ることにする。

(ちなみに、こちらが2月コミティア155に持っていく予定の短編集のタイトル「にゃんつくにおまかせ」タイトルロゴである。大抵短編集やマンガのものは最初にパッと決めた(仮)のものがそのまま採用されることが多く、今回もそんなノリであった。表紙全体のデザインはまた後日。)

_________

そんで、微調整を経たものがこちら。

肉球は、完全な丸にすると却ってなんか浮いたのであえてひし形のようななんかあんなかんじに。
もうちょっとなんとかなりそうだけど。

うん。だいぶマシにしたと思う。せっかくいいかんじなので適当に肉球を添えつつ、「お」から猫の尾が生えているかんじにした。ブラシツールでざっと描きつつ、ペンツールでいらないアンカーポイントを消して削ってゴリ押ししたが、思ったよりいい感じだと思う。

手直し前のものと比較してみる。

上が初稿、下が調整したもの。

直したところを列挙してみる。

・「に」の左右が離れすぎているのを個別に修正、上下位置も修正
・「お」の点をちょっと左に。
・肉球としっぽを追加。

「にゃんつく」と「おまかせ」のバランスと位置関係にもうちょっと正解がありそうなのと、お ま か せ の4文字同士の関係がほんとうにこれでいいのか(ま が下すぎるか?)など、詰めようと思えばまだ詰めるところはあると思うが、今日は自分の中での80~90点以上が出れば十分な日と思うことにした。明日以降、細かいひらめきがあれば適宜適用する。

90点(自己採点)を95点に引き上げるのは、それまでと同じかそれ以上の労力を必要とするものなので1日ですべてやるのは大変である。要するに、一晩寝かせて考えるということである。なにはともあれ、20年ぶりのイラレでここまで遊べれば今日の成果としては十分ではないだろうかと思った。こんなにロゴ制作が楽になるなら早くさわれば良かった()。

__________

話し言葉、書き言葉でがんがん質問を投げられる形式の検索マシンは想像以上に便利である。Googleのあの「神聖な」検索ボックスにつっこむ単語を検討するあの時間と労力がいらないというのがかなり快適である。突っ込んだ専門知識を収集するためには当然自分の知識能力への依存度が高まるだろうが、ごくかんたんなアプリの機能や使いかた、注意点を探してパッと並べてもらうならこんなにスムーズなことはない。ちょっとうまくいかなくても、つまづくたびにまたAIに質問を投げてどんどん詰めていくことでトラブルは(いまのところ)解消する。

そんなわけで、個人的なAIに対する今現在の所感としては、めちゃくちゃすごいテクノロジーを目の当たりにして感動しているというよりは、便利な孫の手が登場したことでやっと背中の痒いところをかいているような心地である。ちいさなことかもしれないが、わたしのようなモノグサには十分ありがたい変化と思う。

__________

眠る。やにわに個人的に嬉しめのニュースが飛び込んできたりしてなんだか楽しい一日だったが、このニュースの件については情報がかたまりしだい改めてここで共有できそうな分を共有しようと思う。なんとなく1月後半は個人的にツイていることが多いかんじであり、ウキウキである。調子に乗らず、しかしノリノリでがんばっていきたい。

おやすみである。寝るのである。

日記:新年ゆ実奮闘記。

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

ゆ実とはいっても、ペンギンちゃんには葵ちゃん、うさぎさんには重音テトちゃんの声を当てているので正確な「ゆっくりボイス」で動画を作っているわけではない。それでも私のチャンネルの、ペンギンちゃんたちがお絵かき実況解説をするスタイルの動画は慣例的に「ゆ実」と胡椒されている。うっかりスパイシーになったが気にしないことにする。

________

ゆ実の編集には手間がかかる…が、地道に工夫することでそれなりに時間の短縮が図れるようになってきた。やり方やゆ実に有利なアプリケーションは様々あるのだろうが、わたしはgoogleスプレッドシートで原稿をダーッと打った後それぞれのボイロソフトでボイスを吐き出させ、それらをリネームして交互に並べたものをpremiere proに放り込み、それに合わせて字幕クリップ(ダミー)の編集点を設けたあとそれをsrtファイルとして出力、ダミーの文章をスプレッドシートの正規の原稿と入れ替え(ペンギンちゃんとうさぎさんのセリフが交互になるように自動で並び替えられているし、穴の空いたセルがないよう原稿を打っている)再度premiere proに放り込み、うさぎさんのパートだけ選択して別の字幕トラックにここだけ手動で引っ越す……という手順に概ね落ち着いている。

何を言っているかわからないひとが大半かもしれないしもっと効率のいいやり方があるのかもしれないが、自分の原稿の打ちやすさや現環境への慣れと相談して現状この形になっているかんじである。リネームとsrtファイルの文章をすげかえるのがこれまで微妙に手間だったが、GoogleAIにそれらをパッと行える私専用のアプリを作ってもらったりした。大層便利。そりゃリネームソフトくらいはいくらでもあるだろうが、自分用に必要な機能だけカスタマイズされた過不足内ものがポンとあるだけで随分わかりがいい。

________

さて、ゆ実編集に当たって個人的なポイントはいくつかある。備忘録として書く。

・登場人物二人のセリフが必ず交互に来るようにスプレッドシートで作業する。すると、音声ファイルをリネームして編集ソフトにぶち込めば並び替えの手間は省ける。(セリフが続くときでも、ダミーのセリフ(「わ」とか)を入れておくと後でやりやすい。続くところはあとで最期に削除すればよい。
・めちゃくちゃ長い動画というより、2分くらいの動画だからこのやり方でなんとかなってるかもしれない(10分くらいの動画ではまだゴリ押し編集が多い。が、そのうち対応していきたい)。慣れれば同じやり方でもっと長い動画もできそう。
・動画とのセリフタイミングについては都度合わせる必要があるので、適当に動画の倍速倍率などいじる必要はある(お絵かきのメイキング動画なのでタイミングが重要)。
・srtファイルに、字幕の切り替わるタイミングだけまず吐き出すのが↑でやってる方法のポイント。

まあ、私にしか参考にならないので読まなくても大丈夫。

________

GoogleAIのgemeni3 さんに作ってもらったアプリも紹介しておく。

わ!順番ばっちりリネーム


基本的にgeminiさんに提案されたものをほいほいメモ帳に貼ってはpythonで動くように名付けて保存し、試しに使って見つつ修正を重ねていく感じで作っている。ソフトの名前はむこうに適当に考えてもらったもの。

さて、↑はゆ実は必ずペンギンちゃんから話し始めるので、ペンギンちゃんが奇数、うさぎさんが偶数になるように音声ファイルをそれぞれリネームするソフトの画面。うさペンそれぞれで使っているボイロソフトが違うので微妙に命名規則を揃えづらい(というか面倒)なので、それぞれ吐き出したあとでこれにぶちこんで無理やり交互に並べてもらうかんじ。脳筋アプリ。

_____________

わ!srt差し替えツール。赤字の注釈はほんとうは不要なのだが、
消すのが面倒なので放置している有り様。

わたしがgeminiとの挨拶に「わ!」を使っていることによりあらゆるアプリに「わ!」を差し込むようになってしまった。かわいいしわかりやすいので却ってよいかもしれない。

で、↑はsrtファイルの文章部分だけをぱぱっと差し替えてもらうアプリ。

そもそもsrtファイルというのは、「順番とタイミングと文章」が記録されている形式のファイル。と言う説明で良いのだろうか。要するに、これをぶち込むと気の利いたソフトだったら字幕をそのまま読み込んでくれるかんじなのだ。例えば、↓

1
00:00:00,000 –> 00:00:01,600
こんにちは

2
00:00:01,600 –> 00:00:03,200
なにがこんにちはだ、はったおすぞ

3
00:00:03,200 –> 00:00:05,233
お前も蝋人形にしてやろうか?

↑というようなことがずらっと書いているファイルなのである。
以前まではスプレッドシートでなんとか工夫してコピペを駆使しつつ文章を入れ替えていたのだが、「それだったらpythonでパッとできますよ!」とのたまうのでやらせてみたら、ほんとうにパッとできた。偉いものである。もともとめちゃくちゃ大した作業だったわけではないのだが、「えーっと、どうやるんだったけ…」と思い出す手間も省けるのは個人的には大きい(コンスタントに動画を作れると限らないので….)。

わたしの中のちいさな事務がまた1つ整っていく気がして最近ちょっと楽しい。


__________________

そんで気を良くしたので、もう1つおまけにこんなアプリもpythonで作ってもらった。「動画のメイキングにかかった時間を早送りでデジタル的に表示するアニメーションを生成するアプリ」である。

わ!デジタル時計メーカー。

説明がなんかややこしいのだが、要するに「00:00→12:34」までのデジタル時計アニメーションを、「5秒に収まるように倍速で書き出してくれ」ということをやってくれるアプリである。なぜこんなアプリがあると嬉しいのか?

試しに、12:34までの表示を5秒で終わるようなアニメーションを出してもらった。
編集しやすいように、最終時間が来たら白黒反転する+30秒そのまま停止した画面になる、という
オプションまでつけている。

わたしのお絵かきメイキング動画にこういう倍速タイマーをいちいちつけたいなと思いつつも、毎回自力で用意するの面倒だな、ということで放置していたのだ。思いつきでAIに聞いてみたらパッと用意してくれたので超GOODである。自力でいちいちアニメーションをつくるよりよっぽど速い。どんな風にこれが活用されるのかは、おそらく来週中程あたりに上がる動画をお楽しみに。

________

日付が変わってしまった。寝よう。明日は一応コソコソっと仕事をしつつ明後日の阿寒温泉旅行(1泊2日)の荷造りもせねばならない。しっかり寝て体調も整えよう。

おやすみである。寝るのである。

日記:自分が昔描いた漫画に、不覚にも少しじ~んとしてしまった話。

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

私は、自分の中からやさしい物語を出すことで「自分はやさしい人間なのだ」と思って安心したいのかもしれません。今日、唐突にそう思いました。

_________________

2016年、私が父の会社を出て独立した初年の12月。およそ9年前の今日ですが、当時の私はクリスマスに合わせてこんな漫画を描いて投稿していたようです。

2016年12月24日0時にpixivに投稿した「クリスマスの空から…」
まだ右→左の読み順で描いていたものの、フルカラーバンドデシネを志向した様子のうかがえる作品。

マメに全コマにぼかしフィルターを使用していたり、ときに厚塗りっぽくしてみたり、被写界深度や空気遠近法の意識が割とあったり、いいかんじのテクスチャーブラシを使っていたりなど今より「デジタルでリッチな画面を作る」意識がむしろ高いと感じます。当時は破れかぶれでしたが、9年も置いてみると悪くないという感じがして面白いですね。
__________

詳しい内容はネタバレ防止のため申し上げませんが、簡単には「やさしくてあたたかい物語」を志向して描きました。「みんなの願い事が叶う話」と冒頭のプロローグにありますとおり、やさしい気持ちになるものにしようと心に決めていたことは間違いなかろうかと思います。

__________

さて、わたしはなぜ今でもやさしい話を描こうとしているのでしょう。今でもその方向性は基本的には変わっておりません。松村漫画、松村BDの一番底に流れている川の名前はやさしさであってほしいと、私自身が願っているのであり、一応これに嘘はないつもりです。しかし、なぜ「やさしい」ということにこだわるのでしょう。

白状しますと、私の心の深いところには性欲しか見つかりません。大学生の頃から、何度潜ってもほんとうに基本的にそれしか見当たらないのです。たまにマグレでやさしい気持ちになるのですが、あとはずっとスケベです。大学生のときにこの事実に気づいたときはさすがにびっくりしてかなり自分に対して絶望しショックを受けましたが、今でもたまにびっくりしています。私は全く成長していないのかもしれません。そして、怖くて調べていませんが、おそらく物心ついたころからそんなものだったのだと思います。

__________

つまりですね、わたしはおそらく「俺はスケベなだけの人間じゃあないはずだ」と、自分のなかの善性を信じたいがためにやさしさを描こうとしているのではないかな、と思うのです。いや、どうかそうあってくれという気もします。そうでもなければ、ほんとうにただ一生ムラムラして過ごしたことになってしまいます。なんというか、せめてものプライドとしてやさしいスケベでありたいのだと思います。人としての一生、ただムラムラしてただけじゃあないんだぞというなけなしの矜持を漫画に乗せて、せめて見た目だけでも取り繕いたいのではないでしょうか。どうもそう思えてならない、そんなどうしようもないクリスマスの夜を過ごしている自分のことが不意に思われたのか、自分で描いたはずの漫画に、なぜか今年に限って少しじ~んと来てしまった。よくわかりませんが、なにはともあれクリスマスなので珍しくですます調で済ます、そんな日記なのでス。

____________

唐突に来年5月のデザインフェスタvol.63巨大ライブペイントに繰り上げ当選したメールが届いたりなど、なんだか感情の起伏というか情緒?が不意に揺さぶられてしまい、嬉しい反面少しくたびれた日になりました。2月コミティアに当選した暁には画集と新刊短編集を持っていきたい予定ですが、デザフェスに向けては短めのデジタルカラーBDを描いても良いかも知れません。ここらでまた1つやさしいお話を描いてなけなしの人権を回復していこうではないかという気持ちをうっすらと新たにして、今日はおやすみなさい(まあ、全然くだらないギャグ漫画を描いている可能性は残っていますが)。

みんなの願い事が、叶えられますように。
では、おやすみなさい。

日記:マンガと、視覚優位について

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

昨日は爆裂に日記を忘れた。よほど疲れていたのだろうか、とてもナチュラルに日記を忘れて床についてしまったのである。今日もちょっとうっかり日記を忘れそうになったが、ちゃんと思い出した。

昨日あげた動画が、前回の動画に引き続き好調な出だしで伸びつつある(当社比)。率直に嬉しい。どういうわけか動画を上げた告知のツイートもうっすらと伸びている。通常、配信や動画の告知ツイートは伸びない傾向が強い。最近のツイッターは、わからない。

昨日あげた「漫画を書くハードルを下げる」の動画は、はからずも「視覚優位」の人間としての漫画アプローチになったと思う。わたしは言葉ではなく視覚がいつも先に来る。漫画を思いつくとき、映画の予告編のようにバラバラのシーンが別々に浮かび上がってくる。良さそうなクライマックスのシーンとセリフがバンと頭に思い浮かんだとき、そのクライマックスのためだけにでも漫画を描こうという気になるわけである。勿論、生まれついてそれができるというわけではなく、漫画をやっているうちに訓練された部分は大いにあるのだが。

「YAWARA!」や「20世紀少年」で有名な浦沢直樹先生も、どこかのインタビューで似たようなことを仰っていた。というか、わたしはむしろ、自分の漫画を描き始めつつあった頃にあって氏のインタビューに出会い「あ、そのやり方、わかるかも!」と勇気をもらったクチである。おそらくだが、優位な感覚が似ているのだと思う。

_________

漫画はまず見た目と思う。小説や新聞と決定的に違うのはまさに「見た目」と言って差し支えないはずである。視覚優位の人間に有利なメディア…なのかまで断言するのはいささか行き過ぎという感が強いが、その性質上、有利に働く側面は決して少なくなかろうと個人的には踏んでいる。

個人的に、あるいはYouTubeの動画や配信に寄せられる相談としては、「物語は思いつくが、漫画が描けない」というものである。現在の私は、不遜な言い方になってしまうが、これにあまり共感できていない。物語があるのであれば、あとは描くだけではないか、などと悠長に思ってしまうわけである。しかしそれでは相談者に寄り添ったことにならないし人の役にも立ったことにならない。なにか考える必要があると思う。

描きたい絵の練習をする、構図の引き出しを増やす、ということは大前提としたうえで、そうしたできごとの、なにか「ちょっと前」のところで引っかかりがあるような気がする。「物語→漫画」がスムーズに行かないという人の話を聴く限り、なにか、私がちょうど共感できていないところで止まっている。はたして、それがどこなのか。よくわからないが、「とにかく画力をあげればいいんだ、練習しろ」だけだとケアできない何かが潜んでいる気がしてならない。(気のせいかも知れない)

_____________

当然のことながら、6つの感覚ー見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触れる、考える(言葉)ーのどれが鋭いのかは人による。わたしはYouTubeや自身の技法書では一貫して「見た目」だけでどうするかというアプローチを紹介してきた。なんというか、やはりどう振り返っても、視覚優位的アプローチが中心だと思う。

で、一方で漫画の「おはなし」を考えるとき、おそらく「言葉」「考える」の領域が一生懸命働く。気がする。わからない。とりあえず仏教では、言葉・想像する・概念をあれこれいじる、などの頭でやることはすべて「意」という一言でまとめている。わたしたちが言葉をしゃべったり、物語を理解するのは、すべてこの「意」という感覚での出来事である。

わたしはおそらく、言葉だけでお話を考えるという状況にいまいちピンと来ていない気がする。勝手な解釈だが、「意」と「眼」の連携がつよい気がする。物語が思いつくということは、ほぼ同時に、対応するシーンが視覚的にある程度は思い浮かんでいる状況だろうと無批判に信じてきた。すべての人間が、練度の差こそあれそうだろうと勝手に思っていたが、どうも違うらしい。

(これは余談だが、将棋の藤井聡太さんの、将棋を打つとき盤面をイメージするのではなくシンプルに棋譜だけで手を読んでいるというエピソードを聞いたとき、それがどういう状況なのかわたしには全くわからなかなった。これはこれで、全く共感できない状況である。さすがに私だけじゃない気もするが。)

何から手を付ければいいかまだわからないが、「物語→絵、シーン」の手続きをなめらかにする方法を開発するなりなんなりすれば、私はいままで力になれなかったタイプのひとたちの役に立つことができるのだろうか。正直、言語優位で絵のアウトプットを後天的に獲得したタイプの作家さんがいればその人がいちばん師匠としてふさわしいと思うのだが、誰がそれに当たるのかわたしにはよくわかっていないし、そういう作家さんの友達もいない…….。

_____________

場合によって、自分ではやっていないような技法を人様に紹介するようなことになるのだろうか?自分とタイプの違う人間の役に立つとは、そういうことも含むような気はする。自分でやっていないのに良いのか?とちょっと思ったが、たとえば医者は患者さんに出す薬をさすがにすべては飲まないはずである。たまたま風邪を引いて同じ薬を飲むこともあるだろうが、全部いちいち患者に合わせて飲んでいたらたちまち死んでしまうはずである。例え話が適切かはわからないが、そんなアクロバティックなことを私はする日が来るだろうか。どうなのだろうか。話がややこしくなってきたので眠たくなってきた。

とりあえず、「言葉→ビジュアル」のリンクのつくりかたみたいなところでなにか動画が作れないだろうか。自分の右脳になんとなくキューを投げておいて、今日は眠いので寝るのである。もしムリポということであれば、またなんか違うあれを考えようと思う。

おやすみである。寝るのである。

日記:喉の調子が良くなる時間帯の話。

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

今日は風の強い日だった。雨も降っていたが、午後にはそれなりに晴れて暖かくなった。

ふつうに仕事をノルマ分進められてゴキゲンな日になった。昼は少し食べすぎたのもあり眠くなったが、なんとか昼寝せずに済ませた。

__________

眠くなったタイミングで歌の収録でもすれば気が紛れる…と思ったのだが、実際には眠くてそれどころではない。散歩のほうがまだ現実的だと思う。

加えて、喉がちゃんと起きてきて歌うのに適した感じになる時間帯というものがある。起床から最低8時間後、欲を言えば10時間~12時間経ったころがベストである。

喉というのは起床してすぐに起きるわけではない。ちゃんと目覚めて布団を出て活動を開始してから、ゆっくりゆっくり起きるわけである。合唱をやっていたとき、本番のステージがある日はちゃんと歌を歌う時間帯から逆算して、昼寝などせずしっかり起床しておく必要があったわけである。

___________

そこにいくと、今日面白いことに気がついた。いつもの起床がだいたい8:30~9:00なので、起床後8、10時間後というと、歌うのに適した時間は16:30~18:00くらいにやってくることになる。

振り返ってみると、晩飯前の時間帯~風呂に入る時間帯はいつもしっかり喉が起きていた。風呂でゴキゲンに歌を歌えたりするのも、起床してから十分な時間が立っているからこそである。そうか、歌の収録は晩飯前18:00からやって、晩飯時に切り上げればこのあたりの時間を有効活用できるのか。

前に1日のスケジュールを組み立てた時の話だが、このあたりの、夕方の散歩から帰ってきてから晩御飯までの時間帯を若干持て余していたのであった。ちょうど空いていたスペースに、それなりに合理的な理由でそれっぽいスケジュールがパズルのようにハマるような気がする。毎日コンスタントに歌うかどうかまでは謎だが、今まで考えていたスケジュールのどれよりも正当性があるような気がする。とりあえず有力候補として押さえておこう。

__________

まあそんなわけで、今日もすこし歌の収録をした。喉の調子は良い方であったと思う。ノリノリで収録しているが、ハモっているというよりはただおじさんがノッているだけである。まあ、自分のハモリたい欲を満たす歌動画としては十分だろう。

__________

思いつきで午前の終わりに、海外でバズっていた「斜めに見上げたフリーレンってどう描くの?」というツイートに引用リツイートで載っかって持論を放り込んでみた。

最近のツイッターは引用RTが活発に伸びている印象がある。とてもどうでもいい、「これがなんで伸びているのか?」みたいな引用まで伸びているのでいささか見境ないような印象があるが、とりあえずそういう傾向があるのであるから一旦乗っかってみることにする。はたして結果は….なんと、思ったより3倍くらいは伸びている。日記を書いている時点では4,500いいねほどに伸びていた。とても気味が良い。が、フォロワーの伸びは+20くらいで、思ったよりは渋い感じであった。(海外のツイートに乗っかっているので本当は英語で描いたほうが親切だったかもしれない)。

顔の角度を攻略するとき、わたしはだいたい目の角度を捕まえることを最優先にしている。左右の目であまり角度を変えることはしない。それをやると、難易度が一気に跳ね上がるので普段のお絵かきでは多用しない。そこまでしなくても、日常的なコマでつかう分には左右の目の角度をめちゃくちゃ変える運用はしなくてもある程度回せたりする。

________________

眠る。仕事の進展もあったので、なにかと今日はいい気分で1日を終わる。ちなみに、バナンザは破壊実績以外の収集要素をコンプリートしてしまったので、次のゲームとして、かなり重い腰をあげてカービィのディスカバリーを裏ではじめてしまった。配信をつけてもよいのだが、まあ、適当である。カービィかわいい。睡眠を取るである。

絵日記:配信で漫画が描けてよかった日

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

今日は裏の仕事をちょこっと進めた後、午後はmacbookにマイクyetiXをぶっこんでそちらのgaragebandでなにやら歌を収録していた。はてさて、何を録っていることやら。

午後の眠たい時間に歌を収録するのは割と良い手かもしれない。歌っていれば眠気は晴れる気もする。試しにノートPCをゴロンとそのへんにおいて収録しているのだが、わりと気軽に収録できる環境になっている。マイクをwindowsからmacbookにいちいち差し替えているのでそこだけが若干億劫なのだが、まあ、スイッチ切り替えのUSBハブを買うとかなんとか、そのうち対策を考えよう。なにか手がある気がする。

気軽に収録できる環境になるのであれば、つくって上げてみたい歌動画は色々あるのでとても良い。また1つ身軽になれそうで楽しい予感がしている。10月以降、なにかと良い傾向が続いている気がしていて小気味良い。

配信で描いた1ページ。今はまだ「存在しない漫画の1ページ」だが、絶対に後日存在させるのである。
存在する1歩手前に、存在しないがあるのである。

最近の配信ではコンスタントに漫画を描けていてとても良い気がする。配信をするたびに漫画を最低1P描ければ、ひと月あたり最低4ページは確保できる。配信休みの日を考えて、一応30~40pは確保できる計算になる。ふつうに1枚絵を描く回も当然あるはずだが、割と心強い数字なきがする。

以前から配信でガンガン漫画が描けたら良いな、と思ってだけはいたはずだが、この1ヶ月ほどのクオリティ?では出来ていなかったが気する。自分の中でなにか気持ちが変わったのだろうか。単純に絵がうまくなったのだろうか?よくわからないが、とにかくあたらしい良い循環が生まれつつあることを喜んでいる最中(もなか)である。

なにげに今日は少しだけ早起きした上に、配信前に3時間ほど歌と編集をしていた計算である。ああ、いつもより体が疲れていて眠い感じがする。今日はぐっすり眠れそうである。

寝るのである。おやすみである。明日も充実した日でありますように。皆にとっても良い日でありますように。

【動画全文】『描きたい話はないけど、漫画は描きたい』←これ、めちゃくちゃわかる。

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

https://youtu.be/iZ8f1RVwy1o

(↑この記事は上記動画の文章全文です。文章で見たい方向け)

______________________

あのね、描きたい話があるわけじゃないの。でも、漫画は描きたいの。
描きたい話はないけど、漫画が描きたい。
漫画を描くという行為そのものが好きなのよ。でも、先になにかあるわけじゃないのよ。そういう状況があるし、そういう人種がいるのよ。

「どういうこと?」って思うかも知れないけど、これはほんとよ。ほんとにそう。
今日、その話するね(衝動)。

_____________________

わたしもそうだし、そういう人間がどうやって漫画やって生きてくんだって、すごく悩んだのよ。でも、描きたいものがなくても、描いたらいいのよ。いきなり。

いきなり紙のもう、真ん中だよね。上からとかじゃなくていい。なんなら下からでもいい。とにかく描いちゃうのよ。体の足からとかでもいいし、目でもいいし、ケツでもいいし。とりあえず、原稿用紙の真ん中に、ドカーンと描いてしまう。

それで、描いたものから、お話を連想する。じわじわ広げていく。
セリフは思いついてないけど、吹き出しを描いてしまう。
コマ割りがどうなるかわかんなくても、どんどんコマで区切っちゃう。
それが楽しいの。そこが楽しい。で、セリフはあとで入れて帳尻を合わせたらいいの。

そういうやり方があり得るってわかってからはね、ほんとに漫画が楽しくなったし、描けるようになった。
それが本当に救いだったよね。

_____________________

計画とかなくて良いのよ。これ、面白いことにさ。

「どうなるかわからないものを描き続けるのきつくね?」って思うかも知れないけど、これが実は反対で。先がわかってて、自分にとって予測可能なもののほうが、描いててキツイのよ。

ただ作業になっちゃう。計画をなぞるだけ。そこに意外性がないのよ。
「こんな画面になっちゃった!」っていう、自分のおどろきがない。
そっちのほうがキツイ。そういう人種は、います。多いかどうか知らんけど。私もけっこう、そっち寄りなんです。

ですからね、お話が思いつかないから、オチがわからないから描かない、じゃないんです。むしろ、なにも思いついていない今がチャンスだから、さっさと描いたほうがいいんです。

で、1ページ描いたら、バーっとなにか脳みそが動き出して、前後の流れが見えてくる。そのときは、それは自分にとって意外で、予想外で。ああ、俺からこんな話が出てくるのかっていう新鮮なおどろきがあるんです。

自分の発想の限界を越えたものが出てきてくれるんです。そこが楽しくてやっている。
そのおどろきを使って、漫画を描くんです。新鮮なうちに。作業になっちゃう、その前に。

_____________________

つまり、創作というのは「自分の中にあるものを出す」という文脈で語られがちだけど、どちらかというと「自分の中にないものとあらたに出会うためにやる」というものでもあるはずなんだ。

で、今日したかったのはそっちの、後者のほうのお話なんだよね。

自分の中にないからダメなんじゃあなくって、探しにいくことが物語なんです。

あ、いいこと言ったよね(草)。良いこと言いましたよねわたくし!?!?!?(自画自賛おじさん)

_____________________

これね。社会でよしとされているプロセスとは真逆です。正反対です。

社会に出るとチームプレイするでしょう。計画が要る。人と一緒にやるから。
ですからね、社会性って計画性っていうことでもあるんですけれども、
わたしにはないんです(泣)。本当にすみません。
ですから、今回の話はとっても同人とか、個人向け。商業で同じことができるかはちょっと謎です。

_____________________

まあ、そんなわけなんです。描き始めてから動き始める物語というものがあります。

 どうか1ページでもいいので、下書きのまま放っておかないで、ペンを入れてみてください。

きっと脳みそが働き始めます。そこに物語があるはずです。

松村上久郎でした。では、また。

___________________________

https://amzn.to/3WUOeK5
そんなノリで描いた、わたしのおすすめの漫画。
https://amzn.to/3WUOeK5

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

絵日記?:なんか色々した気もする クリスタがカクついた

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

順調に絵を描いたり動画を編集したりサムネを作ったりして1日も充実したところで就寝…と思ったのだが、サムネをつくる段になってクリスタが異様にカクつく現象に遭遇した。グラボ周りのドライバを中心に更新して回ったが、症状は回復しない。謎であるので明日以降リベンジすることにして、おとなしくphotoshopでサムネ作業をした。そうして夜の1時を回ろうという時間になってしまった。

tourboxが悪さしているとか、グラボがはたらいてないとか、とりあえず調べて見たのはそのへんだが、そもそもtourboxは最近まで普通に使っていたのだから突然牙を剥くことが考えにくい気もする。グラボはとりあえず普通に動いている気がする。眠いのでよくわからなくなってきた。

PC周りのよくわからない症状に一度出くわすと昔からなかなか治らないことが多い。(はたしてすんなり治るひとは世間にいるのか?)そういう星のもとに生まれたのかなんなのかはわからないが、靴の上から足を掻いているような感じでとってもいやんな気持ちである。

幸い動作がもっさりするのはいまのところクリスタのみであり、直近の仕事に使っているのはphotoshopなので一応危機は回避している…が、また変なタイミングでPCが逝ってしまわないかどうか一抹の不安も覚える。願わくば、どうか仕事の区切りがつくまで持ってほしいものである。

今日は午前中に2ページほど漫画を描いた。バラバラに描いて放っておいたもののうち、前後を思いついたものを多少付け加えたのだ。まだ短編として終わらせるには数ページ追加する必要があるものの、めんこいかんじになりそうなのでほっこりとしている。

しっかりベタが入るだけでとても「原稿」っぽくなる。いやほんと、そうなのである。各キャラのかならず1箇所くらいにはベタがないと不安になるようになってしまった。そんな体に誰がしたのか。

眠すぎるので寝ることにする。京都出発の荷造りをするチャンスは明日のみである。京都は6-20℃で変化するらしい。なんと面倒くさい日較差だろう。荷造りさせる気があるのだろうか?それともそういうぶぶづけなのだろうか。何を言っているのかわからなくなってきた。寝る。明日は仕事も少しして、それから荷造りにしようと思う。

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

絵日記:「漫画の1コマ」として描いたほうがうまく描ける気がした日

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

今日は体感的に水曜だと思っていたが、午後になると木曜になっていた。なんとも言えず、1日損した気分である。

◯デジ絵で気分転換だっっっ

最近は仕事の絵ばかりやっていたので、なんとなく今日は午前からデジ絵を描いて遊んだ。もっぱらデジタルで作業をしていたので、板タブを出したり引っ込めたりするよりはそのままデジタルで遊んだほうが手軽だったのである。

忙しい人用のタイムラプス。

折角なので?ざっくりと過程を振り返る。忙しい方はタイムラプスを眺めて読んだ気になってもらえればと思う。

◯「漫画の1コマ」だと思って描いてみる

デジタルになるととくにわたしは「1枚絵を描こう」という意識がほんとうにつよくなりすぎて何もできなくなることが多い。なんかこう、アナログのときと比べて、まーじでなにもわからなくなるのである。五里霧中である。
なので意識としては、1枚絵、ではなく「コマ」と思って描くようにしており、そのエンジンがかかってきたところでやっと線画が進むという有り様なのである。

具体的には、キャラクターを描いて、適当なサイズで切り抜いて続きを書く。あれ?以前のデジ絵日記でも同じ話をした気がするが、重複を恐れていては日記など書けない。気にしないことにする。

線画。本当はこの絵の前に1枚描いていたのだが、なんだかピンとこないのでこっそり2枚目である。
1枚目は日記の最後にでも載せようかしら。

私は手癖を愛しているので、いつも手癖でばかり絵を描いている。手癖で描くということに否定的な絵描きがあることも知っているが、私には「自分の名前を描くような自然な線は、手癖の中にこそ現れるのではないか」という気持ちがあるため、むしろ積極的に手癖で描いている。

それはともかくとして、この線画自体はたぶん5分くらいで描いた気がする。もっと丁寧に詰められるところは当然あるだろうが、丁寧に詰めることが今日のお絵かきの目的ではない。なんか自分の出したい線を、午前のピチピチの脳みそのうちに出して遊びたいのであった。さっさか塗りのステップに移行する。

ざっくりと色を置く。髪にマゼンタ系の色を選んで、そこから明るくしたり色を抜いたりして色を配置していく。基準になる色を決めて置いていったほうが全体に狂いがない、というより混乱が少ない。経験上、肌の色を選ぶときに「肌色」を選んだときは失敗する確率が高い。

なんとなく左下から光が当たっているような気がするが、あんまり深刻に考えず髪に光を置いていく。というか「なんか違う明るい色で”2で割る”」みたいなことをしている。厳密に物体のカタチに沿うような割り方はしておらず、超ざっくりである。「気持ちよく2で割る」のである。
大丈夫、たぶん悪いようにはならない。

背景にざっくりグラデーションを置いていく。凝った背景は思いつかなかった、というより、書ききるMPがなさそうな気がしたので無意識に選択肢から省いた気がする。早めにパーリンノイズを上からオーバーレイでかけておき(大好き)、自らのテンションを高めていきつつ、顔の影などを入れたりしながら色の濃さを調整する。こいつどんな服着てるんだ?という疑問を見て見ぬふりしつつ、ディテールを詰めていく。

背景に黒ベタのようなものを置いて画面を引き締めたいと思ったのだろう、色々線を入れている。折角グラデーションでしっとり見やすくしていたのに細い線をやかましくいれるとガチャガチャしてしまうのではないか、と知りつつも「わざと脱線する」ようなことをついしてしまう。まあ、遊びなのでよいのではないかな、ということにしておく。
「このくらいで止めたほうが…」というところで手を止めることで、なにかを発見する機会をのがしてしまうのではないか、という強迫観念のようなものもある。そろそろいい加減、、そういう手数の増やし方は卒業したいところなのだが。

完成。したことにする。

色々工程はあったがすっ飛ばして完成品を唐突に持ってきた。きりがないので箇条書きにする。

・口から吐く炎はあえて黄色にしておいた。でないと画面が明すぎて炎が十分に目立たないような気がしたため。でも、燃えてる頭は赤なんだよなぁ。
・吹き出しのセリフは入れるかどうか悩んだが、せっかくなので入れてみた。
・なんとなく画面の中に「風」が吹いていてほしいのだと思った。左上などの青い線や背景のガチャガチャはそうした欲求だったのだろう。
・画面下から入れている水色のグラデーションは少し過剰だったかな?という気もするが、なければないでなんかちゃうなぁと思ったのでそのままにしてしまった。

一通りの塗りが終わったら、「表示レイヤーをコピーして統合」をして、さらにそれを複製しつつちょっとぼかしたり、さらにぼかしたレイヤーをコピーして上から焼き込みレイヤーにしたりなどして遊ぶ。解像度に関しては今回はいじらなかった。というのも、もとの絵に6pxくらいガウスぼかしをやったら割としっとりとした感じが出てムカつかなかったためである。解像度をいじるより、こちらのほうが私の心臓にやさしい気もした。このしっとりとしたアナログ感を、これからはもうちょっと突き詰めて行きたいところである。

完成したレイヤー全体をコピーして上に持ってきて除算にした。
なんらかの指示書かカラーラフのような感じがして面白い気がする。わからんけど。

遊びの一環として、すべてのレイヤーの上から全体のコピーを持ってきて除算レイヤーにしてみた。なんかおもろい。なんかそのうち自分のフルカラーBDを描くときにでも活用できたらおもしろそうである。

今回の制作はクリップスタジオペイントであった。クリップスタジオはゼヒ、Adobe Photoshopを見習ってレイヤーモードのリアルタイムプレビュー機能を実装してほしいものである。わたしにとって、レイヤー遊びがデジタルらくがきの大いなるサビの1つだからである。

◯午後はふつうに仕事

そんなデジ絵遊びを午前一杯やった。3時間位だろうか。自分のための時間である。忙しいなかでもたまにそういう時間を作るとやはり気分がいい。
昼飯のパン+昨日のうどんのおじやを平らげたあと、気が抜けたのか午後は申し訳程度の量の仕事量になってしまった。が、深刻な感じがしないで取り組めたのでよしとする。なお、散歩には行きそびれてしまった上に夕方から2時間弱昼寝してしまった。充実していたのか、抜けていたのか意味のわからない日であった。

晩御飯はポークチャップであった。とても美味かったのだが、うまく写真が撮れなかったので写真は省略する。ここまでの日記を21:00までに書き、22:00からのカービィエアライダーダイレクトに備え、就寝前に投稿して眠るのである。なんとマメな人間だろうか。おとなしくウラの仕事をすすめたほうがよかったのかもしれない。

午前1発目に描いたやつ。色々試したが、なんだか左上の空間をどう処理していいかビジョンが見えず、1時間で一旦放置。
ユニコーンのOLが駅のホームで靴も靴下も脱いでのびのびしている感じだろうか。そうであれば、左上には砂浜が広がっていてもよかったかもしれないし、足元はすべて浅い海でもよかったかもしれない。この画像の小さなキャプション欄でそんなことを思いつかなくてもよいのに。

はい投稿ボタンポチーっ❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢

眠るのであった。


Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

日記:ふつうにチェンソーマンの映画を観るなどした日(ネタバレ無し)

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動

(この日記はチェンソーマン・レゼ編を見に行った日記だが、ネタバレを含まない。作画や声優さんのセリフのイントネーションに多少触れる程度である。はず。)

●午前は掃除機がけとおつかい。

昨日はたしか夜1:00前まで配信をしていて、終わったあと日記もつけずに床についた。配信のあとはなんとなく神経が高ぶっているのか、2:30くらいまでうとうと、うだうだとしていた気がするが、きっとなんとか寝たのだろう、ふつうに8:30には目が覚めた。というより、アラーモのカービィに起こされた。起きる時間が固定されているせいかはわからないが、不思議と寝付きが悪かった翌日でも寝不足感がないことが最近多い。知らずに睡眠負債が溜まっているのか、わたしが寝るのがうまくなったのか、リクツはよくわからないが、今のところ不調はないのでよしとしている。
 起きてそのまま朝食を食べ、部屋の掃除機をかけたり出しっぱなしだったレトロなサーキュレーターをいい加減箱にしまったりした。おふくろがいただきものの栗カボチャに苦戦しているのを横目に映画館へ身を繰り出そうとしたが、良心の呵責だろうか、おつかいに片栗粉1kgをスーパーでゲットしてきてからの映画館出発となった。

●レゼ見た。

入場特典と、ポップコーンのバター多めと、チュロス的なやつと、ホットココア。カロリーが過っ多過多である。

日曜日なので釧路の映画館といえども(失礼)まあまあ人が居た。それでも入場率3割程度だろうか。普段私は自分の身分を利用して平日のガラガラな時間に映画を見に来るのだが、それと比べれば随分とにぎやかなものだと思った。

予期していなかった入場特典をゲットしてにんまりとしつつ、映画館よくばりセット(と勝手に呼んでいる)を携えながら上映を待つ。いろいろ他の映画の予告をぼうっと眺めた気がするが、細田守監督の映画予告がおどろくほど面白くなさそうであった(失礼)こと以外は余り覚えていない。いい意味で期待を裏切ってくれることを祈りつつ、チェンソーマンレゼ編を鑑賞。

よかった。マンガで1部を先に読んでいるのでことの顛末を知っているとはいえ、やはり映像で見せられると、また違った心に残るものがあるものである。泣きそうである。


 レゼの声が良かった。もう一段階大人びた声の役者がでてくるかと思っていたので最初の声の高さが意外でもあったが、最後まで視聴して思うのは、これでよかったということである。セリフの随所で、自分がマンガを読んでいたときに想定していた声色やイントネーションと良い意味で違っている箇所が多く、大いに楽しめた。良い演技をするものだと感心する。


 作画についても良かった。が、バトルシーンに限った話、個人的には何が起こっているかわからないカットは多かった。迫力があったことは間違いないが、「何が起こっているか理解する」ための間、あるいは隙?のような時間をもらえないアニメーションがちょっと多い気もした。わたしの目が追いついていないだけかもしれない。チェンソーマンだし、これでいいのかも、とも思う。ただ、見せどころは確実に外さないように作っていると思う。そのあたりがまあ、緩急ということなんじゃないかと思うことにしている。あと、ビームがかわいかった。

●「いい女」を描く条件?

ここからは余談だが、「藤本タツキ先生はいい女を描くのがうまい」という話を聞いたことがある。「先生がいい女と同棲していたことがあるからではないか」などという話も耳に入る。もし自身の作品で「いい女」を描くために必要なのが「いい女性経験」だとするなら、はたして松村は「いい女」を描けるのだろうか?描いてきただろうか?と、いち作家としてふと考える。
 ここまで書いて思ったが、これは恐ろしい問いである。いきなり「描けません」と言ってしまうと、この文脈だといかにも「いままで付き合ったことのある女のひとたちが微妙でした」みたいなことになってしまって、これはいかにもマズい。慎重に言葉を選ぶ必要がある。

 私の漫画作品にでてくる女性はどれもこれも「いい女」というより「つよい」女性として登場する。男性キャラもあれこれ活躍するにはするのだが、物語をキメるのが、まずいつも女性だったりする。
 わたしの男女観としては、まず女性がつよく、男性がよわい。つよい、たくましい、という言葉は女性の方によく似合い、よわい、なさけない、あるいはめんこい、というのは男性のほうにむしろよく似合うような気がしている。これはなんというか、そう感じる、という程度のものである。あるのだが、自分の中ではかなり覆し難い実感でもある。出どころは不明である。

そう思うと、詳細は省くが、いままでわたしと御縁のあった(あるいは片思いした)女性は、何らかのかたちで「つよかった」気がしてならない。この場合の「つよい」は、まあいろいろとあるだろうが、なんとなく「女の人のなかの男らしさ」みたいなものが好きなんじゃないかなと思う。頼りがいがあるとか、判断が早いとか、度胸があるとかいったこともさることながら、パッとみたら自分の履いているのとそう変わらないような(?)スニーカーを履いていたり、なんと言えばいいのか、良い意味で「キャピキャピ」していなかったり、良い意味で「女らしさ」に追いかけられていない、でもちゃんと「女」をやっているところもあったり(?)、そんで声が低めだったり、なんかボーイッシュだったり、まあ、色々あるじゃないですか❢❢❢❢なんかこう、垣間見える男性性?じゃないけど!ドキッとする瞬間が❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢なんか❢❢❢あるじゃないですか❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢そういうのが❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢

だめだ。もうなにもわからなくなってきた。自分の中に「男らしさ」が欠けているので、そういう「つよい女性」に惹かれるということなのだと雑に総括して雑にこの話題を終わる。明日からはなにをしようか。今日は日曜日らしい日曜日にすると決めていたので1枚も絵を書かなかった。今週は裏の仕事を少し集中して進めたいので、1日の編成を多少変えて午前から裏の何かをするとしよう、などと思いつつ床につく。お前らも早く寝るように。ほな。

Top  お知らせ・イベント・書籍情報 創作のはなし 漫画・BD(書籍紹介) 日々の絵・漫画 日記・雑多 ギャラリー キャラクター紹介 おもな活動