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今日は体感的に水曜だと思っていたが、午後になると木曜になっていた。なんとも言えず、1日損した気分である。
◯デジ絵で気分転換だっっっ
最近は仕事の絵ばかりやっていたので、なんとなく今日は午前からデジ絵を描いて遊んだ。もっぱらデジタルで作業をしていたので、板タブを出したり引っ込めたりするよりはそのままデジタルで遊んだほうが手軽だったのである。
忙しい人用のタイムラプス。
折角なので?ざっくりと過程を振り返る。忙しい方はタイムラプスを眺めて読んだ気になってもらえればと思う。
◯「漫画の1コマ」だと思って描いてみる
デジタルになるととくにわたしは「1枚絵を描こう」という意識がほんとうにつよくなりすぎて何もできなくなることが多い。なんかこう、アナログのときと比べて、まーじでなにもわからなくなるのである。五里霧中である。
なので意識としては、1枚絵、ではなく「コマ」と思って描くようにしており、そのエンジンがかかってきたところでやっと線画が進むという有り様なのである。
具体的には、キャラクターを描いて、適当なサイズで切り抜いて続きを書く。あれ?以前のデジ絵日記でも同じ話をした気がするが、重複を恐れていては日記など書けない。気にしないことにする。
線画。本当はこの絵の前に1枚描いていたのだが、なんだかピンとこないのでこっそり2枚目である。
1枚目は日記の最後にでも載せようかしら。
私は手癖を愛しているので、いつも手癖でばかり絵を描いている。手癖で描くということに否定的な絵描きがあることも知っているが、私には「自分の名前を描くような自然な線は、手癖の中にこそ現れるのではないか」という気持ちがあるため、むしろ積極的に手癖で描いている。
それはともかくとして、この線画自体はたぶん5分くらいで描いた気がする。もっと丁寧に詰められるところは当然あるだろうが、丁寧に詰めることが今日のお絵かきの目的ではない。なんか自分の出したい線を、午前のピチピチの脳みそのうちに出して遊びたいのであった。さっさか塗りのステップに移行する。
ざっくりと色を置く。髪にマゼンタ系の色を選んで、そこから明るくしたり色を抜いたりして色を配置していく。基準になる色を決めて置いていったほうが全体に狂いがない、というより混乱が少ない。経験上、肌の色を選ぶときに「肌色」を選んだときは失敗する確率が高い。
なんとなく左下から光が当たっているような気がするが、あんまり深刻に考えず髪に光を置いていく。というか「なんか違う明るい色で”2で割る”」みたいなことをしている。厳密に物体のカタチに沿うような割り方はしておらず、超ざっくりである。「気持ちよく2で割る」のである。
大丈夫、たぶん悪いようにはならない。
背景にざっくりグラデーションを置いていく。凝った背景は思いつかなかった、というより、書ききるMPがなさそうな気がしたので無意識に選択肢から省いた気がする。早めにパーリンノイズを上からオーバーレイでかけておき(大好き)、自らのテンションを高めていきつつ、顔の影などを入れたりしながら色の濃さを調整する。こいつどんな服着てるんだ?という疑問を見て見ぬふりしつつ、ディテールを詰めていく。
これの右くらいの描き込みでとめておいて、グラデーションのままの
ほうが見やすかったのでは?()
背景に黒ベタのようなものを置いて画面を引き締めたいと思ったのだろう、色々線を入れている。折角グラデーションでしっとり見やすくしていたのに細い線をやかましくいれるとガチャガチャしてしまうのではないか、と知りつつも「わざと脱線する」ようなことをついしてしまう。まあ、遊びなのでよいのではないかな、ということにしておく。
「このくらいで止めたほうが…」というところで手を止めることで、なにかを発見する機会をのがしてしまうのではないか、という強迫観念のようなものもある。そろそろいい加減、、そういう手数の増やし方は卒業したいところなのだが。
完成。したことにする。
色々工程はあったがすっ飛ばして完成品を唐突に持ってきた。きりがないので箇条書きにする。
・口から吐く炎はあえて黄色にしておいた。でないと画面が明すぎて炎が十分に目立たないような気がしたため。でも、燃えてる頭は赤なんだよなぁ。
・吹き出しのセリフは入れるかどうか悩んだが、せっかくなので入れてみた。
・なんとなく画面の中に「風」が吹いていてほしいのだと思った。左上などの青い線や背景のガチャガチャはそうした欲求だったのだろう。
・画面下から入れている水色のグラデーションは少し過剰だったかな?という気もするが、なければないでなんかちゃうなぁと思ったのでそのままにしてしまった。
左がぼかしなし、右がぼかしあり(6pxくらい?)。僅かな違いだが、決定的な違い。
一通りの塗りが終わったら、「表示レイヤーをコピーして統合」をして、さらにそれを複製しつつちょっとぼかしたり、さらにぼかしたレイヤーをコピーして上から焼き込みレイヤーにしたりなどして遊ぶ。解像度に関しては今回はいじらなかった。というのも、もとの絵に6pxくらいガウスぼかしをやったら割としっとりとした感じが出てムカつかなかったためである。解像度をいじるより、こちらのほうが私の心臓にやさしい気もした。このしっとりとしたアナログ感を、これからはもうちょっと突き詰めて行きたいところである。
完成したレイヤー全体をコピーして上に持ってきて除算にした。
なんらかの指示書かカラーラフのような感じがして面白い気がする。わからんけど。
遊びの一環として、すべてのレイヤーの上から全体のコピーを持ってきて除算レイヤーにしてみた。なんかおもろい。なんかそのうち自分のフルカラーBDを描くときにでも活用できたらおもしろそうである。
今回の制作はクリップスタジオペイントであった。クリップスタジオはゼヒ、Adobe Photoshopを見習ってレイヤーモードのリアルタイムプレビュー機能を実装してほしいものである。わたしにとって、レイヤー遊びがデジタルらくがきの大いなるサビの1つだからである。
◯午後はふつうに仕事
そんなデジ絵遊びを午前一杯やった。3時間位だろうか。自分のための時間である。忙しいなかでもたまにそういう時間を作るとやはり気分がいい。
昼飯のパン+昨日のうどんのおじやを平らげたあと、気が抜けたのか午後は申し訳程度の量の仕事量になってしまった。が、深刻な感じがしないで取り組めたのでよしとする。なお、散歩には行きそびれてしまった上に夕方から2時間弱昼寝してしまった。充実していたのか、抜けていたのか意味のわからない日であった。
晩御飯はポークチャップであった。とても美味かったのだが、うまく写真が撮れなかったので写真は省略する。ここまでの日記を21:00までに書き、22:00からのカービィエアライダーダイレクトに備え、就寝前に投稿して眠るのである。なんとマメな人間だろうか。おとなしくウラの仕事をすすめたほうがよかったのかもしれない。
午前1発目に描いたやつ。色々試したが、なんだか左上の空間をどう処理していいかビジョンが見えず、1時間で一旦放置。
ユニコーンのOLが駅のホームで靴も靴下も脱いでのびのびしている感じだろうか。そうであれば、左上には砂浜が広がっていてもよかったかもしれないし、足元はすべて浅い海でもよかったかもしれない。この画像の小さなキャプション欄でそんなことを思いつかなくてもよいのに。
はい投稿ボタンポチーっ❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢
眠るのであった。
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