デザフェス63巨大ライペレポ❢❢❢

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巨ペ振り返り記事へようこそ❢(気さくな挨拶)
デザフェス63が終わってちょっと間が空いてしまったが、いよいよ今回の巨大ライペやイベント前後・全体を振り返ってみようと思う。

※冗長です。

・今回の全容❢❢❢

今回の壁画。タイトルは
「THE きゃんでぃ×カニカニえぼりゅーしょん」である。

早速だが壁画の振り返りを一気にしてしまおう。今回のテーマはズバリ「リソース管理」であった。つまり、「限られた時間の中でなるべく計画通りに線画をこなし、あわよくば色まで塗るとしたらどんな画面サイズ、時間配分になるのか?」ということの全体的な力配分を見直そう、ということなのである。

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cat pressure…


◎よかった点

・今回もカンペを事前に用意し、メインのキャラクターや全体の構図をある程度固めて臨んだ。おおよそイメージ通りの構図を達成。
・線画には墨汁ではなくイベントカラーのブラックを使用。原液のままだとやや粘度が高いため気持ち水を足すことでちょうど良い伸び加減に。アクリリックインクでの着彩の際に黒が滲むことはなくなったので安心感があった。
・いつも脚立で壁の端の端まで気合で埋めていたが、今回はあえて端には立ち入らず代わりに中央の密度に集中した。脚立移動の難易度は下がったので体力温存にも寄与したと思う。
・結果的に、2日目の15:00時点で線画、着彩まで完了した。当初の目標は達成したと行ってよいと思う。

このあたりの密集感はだいぶいい気がする。あおる視点のほうが私は得意なのではないだろうか?



◎反省点


・メインのキャラ2,3人に加えてモブもそれなりに足したが、キャラの空いたところの背景はやや単調な埋め方になったように思う。枠線で囲いはしたが、枠のなかを完全にみっちり埋めるというところまでは行けなかったのは惜しい気がした。
・「ガリバー旅行記」っぽいストーリーラインをもっとパッと見で伝わるようにしたかったが思ったより難しかった。太い線画でもっとカニをたくさん描いたほうが見栄えとしてはよかったかもしれない。
・メインキャラの顔のアングルの見上げ感はイメージとちょっと違った。画材をイベントカラーに変えたことによる緊張感や不慣れ感を拭えないままメインキャラから突入したことによるミスと思う。最初にメインキャラを描く戦法は悪くないはずだが、簡単な中サイズのモブから準備運動するほうがよいのではないか?
・あともうちょっとモブの数を増やせるような気がする。いや、ガンガン増やしたい。
・通りすがりの人がもっとパッと見で「なんだこれ!?!?!?!?!?」となるような描き込み、迫力、あるいはギャグ、ストーリーラインのようなものがあったほうが巨大壁画として「つよい」気がする。今回もわかりやすい構図にはなったが、まだ「つよく」なれる気がしている。
・色々なアングルをメインキャラの体で区切ることで枠の中に収めようとしたが、却ってとっ散らかった気もする。それをやるならやるでもうちょっと振り切るか、あるいは枠がないほうがやりやすかったのかもしれない。

ぐーっと寄ってみればそれなりに色々描いているが、引いてみた時にちょっとスカスカするのである。アングルをフカンに変えることや、画材を筆→太ペンに切り替えることにこだわりすぎただろうか?
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まあ、ふざけるところはしっかりふざけられたし楽しめたとは思っているのであーる。



◆総評


今回もGWお絵かき合宿の色紙制作から徐々に追い込みでエンジンをかけてイメージをふくらませる戦法を取った。それ自体は良かったと思うが、カンペを用意するようになってからどこか全体の迫力感が「こじんまり」していっていないだろうか?という疑問がどこか残った。今回に関しては壁画の端っこを開けた効果もだいぶありそうだが、ひょっとすると今回に関しては準備そのものがどこか「こじんまり」としていたかもしれない。

これまで度々あった「色塗りまでやろうとすると全然余裕ない❢」というあの時間に対するトラウマ意識が、あるいはちょっと強く出過ぎたような気もしている。「問題なくできる範囲の、無難なもの」というところで収めようという気持ち自体がダメというよりは、それが常態化すると長い目で見て壁画の新鮮さやおどろき、「なんだこれ!?!?!?!?」という感じが目減りしていくような恐れもある。リソース管理もしつつ、しかし壁画を目一杯使った圧倒的なスケール感というのも、やはり出していきたいと思ったのであった。色を塗ることもさることながら、ほんとうに線画で「これ以上できない!」というところまで、今回はほんとうに攻められただろうか。少し守りに入った気もした。

まとめると、「準備の段階ではちょっと欲張っているくらいでちょうどよいのではないか?」ということである。折角の壁画である、やっぱり目一杯使わないと勿体ない気がする。

こちらはデザフェス60のときの壁画。物販無しでライペにのみ集中した2日間の出来が隅々まで描いてこんなかんじ。
スケール感としては要するに「これ」をやりたいのである。



●次回やりたいこと


忘れないうちに次回やりたいことも書いておこうと思う。


・線画用の筆を再検討
 今メインで使っている線画の筆はちょうどいい太さであるものの、どうしても太さが一定にしか引けなかったりデリケートなニュアンスを出すのには向かない。それがデフォルメ的なめんこさにつながってはいるのだが、あともう少しだけ違う筆使いもできると壁画の幅は広がると思う。(ちなみにライペそのものの練習機会を増やす方法もあるが、そちらには一応案が存在する。そのうち話そう)

・枠線をもうちょっと大きくしたい?
 今回はちょっと事前に描いた枠線が小さすぎたのかも知れない。本当はちょうどよいのかもしれないが、せめて上~下まではギリギリまで使ってみる意識はあったほうがスケール感を損ねないのではないだろうか?

・キャラクターの位置関係でスケール感を表現すること
 ここまで描いて思い至ったが、キャラクターの置き方で空間の広さを表現するという基本的なことが、実は今回すっぽり抜けていたと思った(デザフェス60の壁画をみるとそう思う)。ただ、厳密な空間表現っぽいものに心を砕きすぎることで「のびのび描く」みたいなところを捨てすぎるとそれも良くない。とりあえず、通りすがりの人に「あっ!?」と思ってもらえるスケール感の演出という点について、もっと素直なアプローチでがんばりたいとかつてなくおもった。

・背景を充実させること
 今回背景に関しては「とりあえずごちゃっとしてればよいだろう」というところで微妙に意識の甘さがでてしまったような気がしている。手数かモチーフか、どちらかでもよいので流石にもうちょっと頑張りたい気がする。スケール感を伴った背景+めんこいキャラ、という2つそろったところで松村なりの「最強のライペ」が立ち上がってくる、そういうイメージが私の中にあるのである。

・アングルはアオリ?
 自分で素直にイメージできる「スケール感」というのが結局アオリの構図のことではないかな、という気もしている。アングルを決め打ちにしてしまって、適宜脱線するというくらいのほうがライペが「ノる」のではないか。

デザフェス57(2023.5)の巨大ライペ。まあ、細かい線でキャラのまわりを埋めまくればもうそれでいいんじゃない?

色々過去のライペも合わせて振り返ったが、およそわたしがやりたいことはこういうライペだとおもう。↓

・構図がひとめでわかって、
・目に入るキャラクターに魅力があって(複数、メイン2~4人)
・めんこいモブもわんさかいて(10~20は欲しい)
・背景は死ぬほどゴチャつかせる(究極、アングル無視でもよいが”気”を入れる)
・背景の描き方でスケール感を出せたら120点(いまはこれが一番課題?)


そんなわけである。自分がライペでやりたいことがまたはっきりしてきたと思う。とりあえず次回は、今使っている主力の筆以外にもう1本ブラシを探してよりデリケートな線がスムーズに出せるようにしたいところである。なるべくカンペを見ないで、ゴリゴリ乗りながら描けたほうが時間内にたくさん描けるからね。

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ライペ全体とわたくし。

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●その他事務的な面


壁画以外の振り返りを一瞬。
今回は事務方面でも色々と新しいことがあった。

・新しい売り子さんを1名チームに迎えた
 3月下旬あたりから募集し、12名ほどの応募者の中から1名、八木やぎさんにあたらしい売り子さんとして今回からご参加いただきました。想定を超えた規模の応募に、この場を借りて改めて感謝いたします。本当に嬉しかったです。

・電子決済用の、Squareターミナルを導入。
 そろそろあったほうがいいかなぁ、ということで思い切って導入したのだが、終わってみると実に売上の3割ほどが電子決済となった。クレカがメインで、QR決済や交通系ICカードなどの利用もあり、思いの外大活躍であった。導入してみるものである。そもそもがいつもでっかい巨大ライペブースなので、決済まわりがきちっとしていると余計にカッコいいよね。

・色紙のスタイルを変更。
 こちらは事務というよりイラスト方面だが、大色紙~豆色紙のスタイルを少し変えた。びっくりするくらい好評で初日の最初の2時間でほとんど売り切れてしまった。申し訳ない。が、もし来年倍の数を用意して同じように動くのかと言うとこれはまたわからないのである。わたしはこうした在庫の読みをいつもかならず外す。ヘタに需要を読もうとするのではなく、もっと違う力学で在庫を組んだほうがよいのではないだろうかといつも思うが、じゃあその力学ってなんやねんというところがいつも乗り上げる暗礁である。
 ただ、自分でピンとこないグッズを闇雲に増やすくらいなら、色紙のスペースを倍にしたほうが予後がよいのではないかという気がしている。だれか信頼できるひとに相談しながら考えたいところ。

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すっかり長くなってしまった。自分自身の備忘録を兼ねているのでご容赦願いたい。

なにはともあれ、今回もたくさんの方にお越しいただいてまことにありがたい限りでした。今回も差し入れを山程いただいてしまいました。松村に興味を持ってくれている皆様のおかげで活動できております。これからも色々なひとに興味を持ってもらえるように頑張っていきたいのであります。

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なんとでっかい缶箱までいただいたので、いただいた差し入れお菓子をつめつめ。
贅沢なものである。



デザフェスに参加し始めて10年ほど経ち、回を追うごとにライペ等の課題意識ばかり大きくなってしまった松村ですが、デザフェスにお越しいただく皆様、そして手伝ってくださる売り子さん方には、こうした「お祭り」を目一杯楽しんでほしいなと思っております。なんだかうまく言えませんが、そんな感じなのです。

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ではでは。次回のデザフェス参加はおそらく(当選すれば)来年の春になると思います。今年は11月になると自分の個展の1ヶ月後とかになるので、ちょっと大変なのでやんす。ああ、いそがし、いそがし。

ほな、また。またどこかでお会いしましょう。

あ、デザフェスの次の日に谷中の猫ちゃん喫茶行った話は別でまた書きます。

デザフェス60に巨大ライペで出ました

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あ、まちゅむらです。デザインフェスタ60に行ってまいりました。
巨大ライペを無事に完成して帰ってきたので振り返りながらなんかかくよん。

当日の朝はホテルで朝食を食べて8:45くらいに会場に着いた気がするよ。(うろおぼえ)
搬入の段ボールは1個だけなのでいつもの100倍くらい短い時間で準備できたよ。

ビラと名刺と今年出した本の見本くらいしか置かなかったよ。すごい。
ペベオのマーカー。手に持ってるのはたぶん8mmだけど、おもにつかったのは15mmだよ。

筆もペンもたくさん持っていったけど、いつもの2cm幅の筆1本と、
pebeoさんのマーカー1種類しか使わなかったよ。
線画については必要なペンがだいぶはっきりしてきたので、次回からは持って行く画材を絞れそうだね。
pebeoさんのマーカーを使った印象としては、マッキーやポスカよりガンガンインクがでてくれて非常にキレが良いよ。黒もがっつり濃いので大満足だよ。次回からもこれを中心にガンガン使っていきたいよ。

自分の備忘録としてリンクも貼っておくよ。わいのアフィリンクなのでガンガン踏んでくれていいよ。↓
pebeo 4アーティストマーカー 15mm https://amzn.to/3OhYjfS

今回はイベント前にライペの事前準備を割と真面目にやったよ。
イントロ(最初に描くキャラクターとその配置、大きさ)だけでも整理しておけばかなり楽だというのは今回も再確認したよ。最初が一番大変だからね。
上についてるライトの横幅と同じくらいのサイズで顔を描けばメインを張れるキャラサイズになることが判明したのが割と大きな収穫だよ。

この前かがみの子を描いたあたりでかなり楽になったよ。
生き生きとしたポージングがこれからも描けるといいね。

このふたりのお姉さんは現地でも人気だったよ。その日の内にこのコたちのファンアートが生まれるくらいには人気だったよ。
こういうファインプレーがあるからライペはやめられないね。

1日目の終了時点でこんなかんじだったみたいだね。
面積的には60%ちょいくらいは埋めたので心理的にかなり楽だったよ。
でも1日中描いていたのでへとへとだったよ。ふくらはぎとふとももと足の裏がタイヘンだったね。

ビラ200枚くらいが14:00に、名刺400枚くらいが15:00くらいにはなくなったので急遽コンビニで刷って二日目に備えたよ。
ビラの両面印刷はできなかったので無理やり片面ずつ99枚だけ用意したよ。
名刺はA4で10枚敷き詰めたデータをリスナーに突貫で作ってもらったよ。大感謝だね。名刺は600枚刷って、二日目に550枚くらいはけたよ。すごい。
でもコピー機の料金を小銭で払えなかったからnanacoカードを急遽作ってnanacoポイントで無理やり払ったよ。
店員さんが「nanacoカードなんて数年ぶりに作りましたよ」って言ってたよ。すごいね。
もし次回も入口近くとかだったらどっちも1000枚ずついるかもしれないけど、物販があったらまた変わるかもしれないね。計算がムズカシイよ。

二日目の朝は9:00くらいには来て続きを描き始めたよ。
二日目の朝はだいたい移動が面倒くさい壁画のはじっこからやっていくのが恒例だよ。
とくに私は右利きなので壁画の左上がおのずとweek pointだよ。

左上にもこちらを見下ろしているこを描いたよ。
だいぶ苦戦したしもうちょっと丁寧に描いてあげたかったけど前述の理由で難しかったよ。絵を描くことは体をつかうことだと思い知らされる場所だよ。次回からも工夫が必要な箇所だね。
でも悪くないチャレンジだったと思うよ。

ちなみに今回もカンニングペーパーを持っていったよ。
ぜんぶ頭の中でやるっていうこだわりはある時期まであったんだけど、結局ある程度準備とかしたほうがパフォーマンスがあがることがわかってからはカンペを採用しているよ。
当日あわてずにいいライペになるならそれでいいという考えに落ち着いたよ。

ちょっと過程が飛ぶけど、二日目の15:00ちょい前くらいに壁画を完成させたよ。
本当はもっとグレーを入れたり差し色を入れたりしてねばる予定だったけど、二日目の15:00らへんが体力の限界だということが今回ではっきりと判明したよ。脚立に登って右手を上げて描くという動作がいよいよしんどくなって右腕全体が閉店する音が聞こえるのが14:50とかだよ。
次回から完成は二日目の15:00と自信を持って固定してもよいかもしれないね。

タイトルは「KANINEKO」になったよ。イベント出発前の11/14(木)の夜におもむろにA4に描いたラフで誕生したカニうさぎさんとKANINEKOくんが主役になったよ。準備はするものだね。pinterestを眺めるのも重要だよ。

壁画に描いたキャラのサイズとしては過去最大になったよ。このくらい大きいと本当に見栄えがしていいね。通行人がおどろいてくれている回数が優位に増えた気もして悦だよ。

sin,cos,tanの3姉妹。これも個人的に好きな思いつきだよ。
カニ論理回路。かわいいね。

キャラクターを絵筆、背景をペベオの15mmマーカー、という風に一貫して使い分けたよ。このへんのやりかたは2023年5月のライペあたりでピンときたものだよ。少しずつ経験が活かされていいね。

ただごちゃ成分はやはりというか、ほとんど自動筆記的に描いているから「なにこれ?」といわれても説明できないよ(自動筆記的じゃないととても2日間で描き終わらないという物理的な事情もあるよ)。
説明可能なものばかり書く必要もないのだけど、説明できないものに終止して全部自動で済ませるということに対して、まだもうひとつ開き直れない部分も正直あるよ。
今後どうなるのか、もっと開き直るのか、さすがになにか考えるのかはこれからのお楽しみだよ。どうなるかな。

「物販すらなしで全力でライペやったらどうなるんだろう?」という思いつきで、なにげに人生初の物販なしでのイベント参加になり、正直色々な不安がつきまとったのだけど、結果として「ここまでできるんだ!」とちゃんと確認できてほんとうによかったです。絵かきとして進歩していきたいという気持ちはずっとあるからね。
次回のデザインフェスタ61は来年7月らしいですが、もし当選したら、次回はもっとグレーを広く使いながらカラフルに出来たらと思います。
おそらく次回は物販を復活させると思うので、どのように面積を使っていくかまた考えていきたいですぬ。
面積を絞る必要があるのか、今のノウハウが溜まった筆の速さならそこまで心配しなくてもいいのか、また入口近くのブースだったら物販はどれだけ必要なのか、などなど考えることは色々ありますが、とりあえず当選したら考えましょうかね。

ほな。会場まで来てくれた方、遠くから応援してくれた方、今回もありがとうございました。
ではまた。

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