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(この日記はチェンソーマン・レゼ編を見に行った日記だが、ネタバレを含まない。作画や声優さんのセリフのイントネーションに多少触れる程度である。はず。)

●午前は掃除機がけとおつかい。

昨日はたしか夜1:00前まで配信をしていて、終わったあと日記もつけずに床についた。配信のあとはなんとなく神経が高ぶっているのか、2:30くらいまでうとうと、うだうだとしていた気がするが、きっとなんとか寝たのだろう、ふつうに8:30には目が覚めた。というより、アラーモのカービィに起こされた。起きる時間が固定されているせいかはわからないが、不思議と寝付きが悪かった翌日でも寝不足感がないことが最近多い。知らずに睡眠負債が溜まっているのか、わたしが寝るのがうまくなったのか、リクツはよくわからないが、今のところ不調はないのでよしとしている。
 起きてそのまま朝食を食べ、部屋の掃除機をかけたり出しっぱなしだったレトロなサーキュレーターをいい加減箱にしまったりした。おふくろがいただきものの栗カボチャに苦戦しているのを横目に映画館へ身を繰り出そうとしたが、良心の呵責だろうか、おつかいに片栗粉1kgをスーパーでゲットしてきてからの映画館出発となった。

●レゼ見た。

入場特典と、ポップコーンのバター多めと、チュロス的なやつと、ホットココア。カロリーが過っ多過多である。

日曜日なので釧路の映画館といえども(失礼)まあまあ人が居た。それでも入場率3割程度だろうか。普段私は自分の身分を利用して平日のガラガラな時間に映画を見に来るのだが、それと比べれば随分とにぎやかなものだと思った。

予期していなかった入場特典をゲットしてにんまりとしつつ、映画館よくばりセット(と勝手に呼んでいる)を携えながら上映を待つ。いろいろ他の映画の予告をぼうっと眺めた気がするが、細田守監督の映画予告がおどろくほど面白くなさそうであった(失礼)こと以外は余り覚えていない。いい意味で期待を裏切ってくれることを祈りつつ、チェンソーマンレゼ編を鑑賞。

よかった。マンガで1部を先に読んでいるのでことの顛末を知っているとはいえ、やはり映像で見せられると、また違った心に残るものがあるものである。泣きそうである。


 レゼの声が良かった。もう一段階大人びた声の役者がでてくるかと思っていたので最初の声の高さが意外でもあったが、最後まで視聴して思うのは、これでよかったということである。セリフの随所で、自分がマンガを読んでいたときに想定していた声色やイントネーションと良い意味で違っている箇所が多く、大いに楽しめた。良い演技をするものだと感心する。


 作画についても良かった。が、バトルシーンに限った話、個人的には何が起こっているかわからないカットは多かった。迫力があったことは間違いないが、「何が起こっているか理解する」ための間、あるいは隙?のような時間をもらえないアニメーションがちょっと多い気もした。わたしの目が追いついていないだけかもしれない。チェンソーマンだし、これでいいのかも、とも思う。ただ、見せどころは確実に外さないように作っていると思う。そのあたりがまあ、緩急ということなんじゃないかと思うことにしている。あと、ビームがかわいかった。

●「いい女」を描く条件?

ここからは余談だが、「藤本タツキ先生はいい女を描くのがうまい」という話を聞いたことがある。「先生がいい女と同棲していたことがあるからではないか」などという話も耳に入る。もし自身の作品で「いい女」を描くために必要なのが「いい女性経験」だとするなら、はたして松村は「いい女」を描けるのだろうか?描いてきただろうか?と、いち作家としてふと考える。
 ここまで書いて思ったが、これは恐ろしい問いである。いきなり「描けません」と言ってしまうと、この文脈だといかにも「いままで付き合ったことのある女のひとたちが微妙でした」みたいなことになってしまって、これはいかにもマズい。慎重に言葉を選ぶ必要がある。

 私の漫画作品にでてくる女性はどれもこれも「いい女」というより「つよい」女性として登場する。男性キャラもあれこれ活躍するにはするのだが、物語をキメるのが、まずいつも女性だったりする。
 わたしの男女観としては、まず女性がつよく、男性がよわい。つよい、たくましい、という言葉は女性の方によく似合い、よわい、なさけない、あるいはめんこい、というのは男性のほうにむしろよく似合うような気がしている。これはなんというか、そう感じる、という程度のものである。あるのだが、自分の中ではかなり覆し難い実感でもある。出どころは不明である。

そう思うと、詳細は省くが、いままでわたしと御縁のあった(あるいは片思いした)女性は、何らかのかたちで「つよかった」気がしてならない。この場合の「つよい」は、まあいろいろとあるだろうが、なんとなく「女の人のなかの男らしさ」みたいなものが好きなんじゃないかなと思う。頼りがいがあるとか、判断が早いとか、度胸があるとかいったこともさることながら、パッとみたら自分の履いているのとそう変わらないような(?)スニーカーを履いていたり、なんと言えばいいのか、良い意味で「キャピキャピ」していなかったり、良い意味で「女らしさ」に追いかけられていない、でもちゃんと「女」をやっているところもあったり(?)、そんで声が低めだったり、なんかボーイッシュだったり、まあ、色々あるじゃないですか❢❢❢❢なんかこう、垣間見える男性性?じゃないけど!ドキッとする瞬間が❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢なんか❢❢❢あるじゃないですか❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢そういうのが❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢❢

だめだ。もうなにもわからなくなってきた。自分の中に「男らしさ」が欠けているので、そういう「つよい女性」に惹かれるということなのだと雑に総括して雑にこの話題を終わる。明日からはなにをしようか。今日は日曜日らしい日曜日にすると決めていたので1枚も絵を書かなかった。今週は裏の仕事を少し集中して進めたいので、1日の編成を多少変えて午前から裏の何かをするとしよう、などと思いつつ床につく。お前らも早く寝るように。ほな。

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